2019年の技術士一次試験は10月13日です。
試験まで残り1か月と少しですね。
短い期間でも効率よく勉強すれば、まだまだ合格の可能性は十分にあります!
今回は受験者は避けて通れない適性科目に焦点を当てて、
効率的な勉強方法を紹介します!
技術士一次試験の全体的な試験内容や勉強方法は以下の記事で紹介しています。
適性科目
技術士一次試験には基礎科目・適性科目・専門科目の3つありますが、
適性科目は唯一全問回答しなければならない科目群です。
わからない問題を飛ばすことができません。
しかしながら、適性科目は甘く見られがちで、全然勉強せず試験に挑む人もいます。
なぜ適性科目は甘くみられるのか?
それは勉強しなくても "ある程度" 解けてしまうからです。
しかし、だからと言って勉強しないと失敗する可能性があります。
下の表を見てください。過去5年間の合格率の推移です。
年度 | 受験者数 | 合格者数 | 対受験者合格率 |
平成26年度 | 16,091人 | 9,851人 | 61.2% |
平成27年度 | 17,170人 | 8,693人 | 50.6% |
平成28年度 | 17,561人 | 8,600人 | 49.0% |
平成29年度 | 17,739人 | 8,658人 | 48.8% |
平成30年度 | 16,676人 | 6,302人 | 37.8% |
僕が受けた平成30年度の合格率は過去5年間で少し低いです。
この原因として、おそらくですが適性科目が難化したためだと思います。
実際、僕は過去問を9年分完璧に解けるようになるまで勉強しましたが、
本番では11/15でした。
本番に問題を解きながら、これは例年より難しいぞ・・・と思っていました。
限られた時間の中で適性科目に割く時間が少なくなるのは理解できますが、
時々難化してリスクを伴うことだけ覚えておいてください。
それでは、いくつか過去問からピックアップして、自分なりの解説を書いていきます。
★過去問は日本技術士会のホームページ「過去問題(第一次試験)」から無料で入手できます。
★適性科目の解説は「技術士試験ナビ」がおすすめです。
H25過去問(適性科目がやや難しかった年)
大切なこと:過去問を中心に勉強し、徹底的に暗記する
他の科目群と同様に、過去問を中心に勉強することが大切です。
過去問に直接解答解説を書き込み、間違っている選択肢がなぜ間違っているか、確実に理解していきましょう。
なんとなく正解できてしまう問題もありますが、間違っている理由を把握しておくことが重要になってきます。
試験までの残り時間を考えて、どの科目にどのくらいの時間を割けるのか戦略を考えることが大切です。
試験まで時間に余裕があって、かつ基礎から理解したい方は参考書等を購入してもよいかもしれません。
僕は利用していませんが、例えばAmazonで検索してみると以下のような教材が出てきました。
備考
○僕はH21からH29までの9年分を勉強し、H30の試験を受けました。
○間違い等ありましたら、指摘いただけると幸いです。
参考記事
基礎科目(1群・2群・3群・4群・5群)、専門科目(森林部門)の勉強方法について、記事を書いています。
気になる方はぜひご覧ください!
試験に合格したら、技術士補に登録しよう
技術士第一次試験に合格後、技術士補に登録する方もいるかと思います。
会社によっては技術士補を取得すれば奨励金等もらえるところもあるでしょう。
技術士補の登録方法について記事にしていますので、登録される方は参照いただければと思います。