2019年の技術士一次試験は10月13日です。
試験まで残り1か月と少しですね。
短い期間でも効率よく勉強すれば、まだまだ合格の可能性は十分にあります!
今回は受験者は避けて通れない基礎科目(3群:解析に関するもの)に焦点を当てて、
効率的な勉強方法を紹介します!
技術士一次試験の全体的な試験内容や勉強方法は以下の記事で紹介しています。
3群:解析に関するもの
ゴリゴリの計算問題が出題されます。
この分野に関しては、微分や積分、ベクトル、モーメント等の事前知識がないとかなり難しく感じるでしょう。
要するに、得意な人はあまり勉強しなくても解けてしまうし、不得意な人はかなり勉強しないと解けるようにならない分野だと思います。
しかし、3群からは3問出題されるため、ここを全く勉強しないのは不安が残ります。
試験まで時間があるなら基礎から勉強することをおすすめします。
試験まで時間がないなら、よく出る問題だけでも解けるようにしていきましょう。
おそらく躓く人が多いであろう計算問題を過去問からピックアップして、自分なりの解説を書いていきます。
★過去問は日本技術士会のホームページ「過去問題(第一次試験)」から無料で入手できます。
過去問(ピックアップ)
大切なこと:計算過程を理解し、自分の手で答えにたどり着けるようにする
上の画像は実際に問題を解くにあたって、解き方をメモしたものです。
どういう手順で回答が導き出されているのか、しっかりと理解することが大切です。
★しかし、時々本当に理解できない問題もあるかと思います。難問と言われる問題に遭遇した場合、その問題に何時間も費やすのは得策ではないかもしれません。その問題が頻出問題ならいいですが、普段出題されない形式の問題なら、諦めることも選択肢に入れておく方がよいでしょう。
基礎科目は各群ともに半分は選択しなくても大丈夫です。
試験までの残り時間を考えて、どの科目にどのくらいの時間を割けるのか戦略を考えることが大切です。
試験まで時間に余裕があって、かつ基礎から理解したい方は参考書等を購入してもよいかもしれません。
僕は利用していませんが、例えばAmazonで検索してみると以下のような教材が出てきました。
備考
○僕はH21からH29までの9年分を勉強し、H30の試験を受けました。
○計算問題の出題方法や数値等は異なる場合もありますが、基本的な解き方に大きな差異はありません。
○間違い等ありましたら、指摘いただけると幸いです。
参考記事
基礎科目(1群・2群・4群・5群)、適性科目、専門科目(森林部門)の勉強方法について、記事を書いています。
気になる方はぜひご覧ください!
試験に合格したら、技術士補に登録しよう
技術士第一次試験に合格後、技術士補に登録する方もいるかと思います。
会社によっては技術士補を取得すれば奨励金等もらえるところもあるでしょう。
技術士補の登録方法について記事にしていますので、登録される方は参照いただければと思います。