2019年の技術士一次試験は10月13日です。
試験まで残り1か月と少しですね。
短い期間でも効率よく勉強すれば、まだまだ合格の可能性は十分にあります!
今回は受験者は避けて通れない基礎科目(4群:材料・化学・バイオに関するもの)に焦点を当てて、
効率的な勉強方法を紹介します!
技術士一次試験の全体的な試験内容や勉強方法は以下の記事で紹介しています。
4群:材料・化学・バイオに関するもの
暗記問題が多いです。計算問題も少しあります。
高校生のときに化学と生物を履修していた方にとっては、聞いたことのある用語がたくさん出てくるので勉強しやすいと感じるでしょう。
金属イオン、mol、結晶、アミノ酸、遺伝子組み換え技術、熱化学方程式、原子、DNAとRNA・・・などですね。
この分野に関する知識が少しでもあるなら勉強しやすく、初めて学ぶ方には少し難解に感じるといった分野でしょうか。
しかし、「3群:解析に関するもの」に比べれば、僕は勉強しやすい分野であると思います。
とっつきにくく感じるかもしれませんが、類似問題も多いです。
おそらく躓く人が多いであろう計算問題を過去問からピックアップして、自分なりの解説を書いていきます。
★過去問は日本技術士会のホームページ「過去問題(第一次試験)」から無料で入手できます。
過去問(ピックアップ)
大切なこと:選択肢で間違っている選択肢の理由を突き詰める
選択肢で「次の中から最も適切なものはどれか」という形式の問題がよく出題されます。
5つの選択肢のうち正解は1つ、つまり残りの4つは何かしら間違えています。
このとき、選択肢のどの部分が間違えているのか、必ず把握するようにしてください。
僕は上記の画像のように、選択肢の間違いの部分を必ず書き出しています。
そして、暗記するときは必ず間違いの部分も一緒に覚えます。
正解の選択肢だけ覚えていくと、少し問題を変えられるだけで対応できなくなります。
また、計算問題は毎回手を動かして、自力で答えを導き出せるようにしています。
基礎科目は各群ともに半分は選択しなくても大丈夫です。
試験までの残り時間を考えて、どの科目にどのくらいの時間を割けるのか戦略を考えることが大切です。
試験まで時間に余裕があって、かつ基礎から理解したい方は参考書等を購入してもよいかもしれません。
僕は利用していませんが、例えばAmazonで検索してみると以下のような教材が出てきました。
備考
○僕はH21からH29までの9年分を勉強し、H30の試験を受けました。
○計算問題の出題方法や数値等は異なる場合もありますが、基本的な解き方に大きな差異はありません。
○間違い等ありましたら、指摘いただけると幸いです。
参考記事
基礎科目(1群・2群・3群・5群)、適性科目、専門科目(森林部門)の勉強方法について、記事を書いています。
気になる方はぜひご覧ください!
試験に合格したら、技術士補に登録しよう
技術士第一次試験に合格後、技術士補に登録する方もいるかと思います。
会社によっては技術士補を取得すれば奨励金等もらえるところもあるでしょう。
技術士補の登録方法について記事にしていますので、登録される方は参照いただければと思います。