ジャカルタから電車や車で3時間ほど走れば、ジャワのパリと呼ばれる、おしゃれな街「バンドン」に行くことができます。
標高700mほどに位置し、常夏の国インドネシアの中では涼しく過ごせる環境で、インドネシア第3の都市としても知られています。
アジア・アフリカ会議博物館やオシャレなブラガ通り、トランススタジオ、美しいモスクなど、見どころがたくさんあることから、ジャカルタから来る多くの観光客で賑わっています。
本記事で紹介する観光地は、2021年4月2日-3日の2日間にかけて訪れた場所になります。
旅行中に感じたことをそのまま書いていきますので、参考になる部分があれば嬉しいです。
目次
ジャカルタ → バンドンへ移動
2021年4月2日の夜、ジャカルタからバンドンへ電車で移動する予定でした。
しかし、電車に乗るためにはコロナ陰性証明書が必要なことを忘れていて、電車の出発時間に間に合わず...
電車運賃(Rp.130.500)を捨て、バス(Rp.119.000)のチケットをトラベロカで急きょ購入しました。
やってしまった〜
ジャカルタ→バンドンまで電車で行くために予約してたのですが、Antigen or Genoseの陰性結果が必要でした。
のんびり大戸屋で食事をしてるときに気づきましたが、やはり間に合わず😂
急遽バスの予約をして行くことにしました🚌
当初21時30分到着→23時になりました😱
実はこの日、午前中にジャカルタにあるラグナン動物園を観光し、午後はグランドインドネシアでのんびりしていました。
なので、コロナ陰性証明書を取得する時間は十分あったのですが...うっかりしていましたね😂
過ぎたことはしょうがないので、バスの出発時間までモナスを眺めてました(笑)
夜に見るのは初めてですが、なかなか綺麗でした。これが見れただけで良しとしましょう。
そして、無事にローカスバスに乗り、バンドンへ到着しました。
バス自体の乗り心地は良いのですが、インドネシアの道路はガタガタなので、常に揺れまくりです。車酔いしやすい人は要注意ですね。
インドネシアのカプセルホテル「Bobobox」に宿泊
インドネシアにもカプセルホテルがあると聞き、価格が安く Agoda での評価が高いので、宿泊してみることにしました。
Bobobox(Pods Alun Alun)のポイント
✔︎ ダブルルーム 1泊Rp.200.000(1,600円)(2021年4月2日)
✔︎ 朝食なし
✔︎ 清潔感があり、清掃が行き届いている
✔︎ 共用トイレ・シャワー(3室ずつ)
✔︎ タオル・シャンプー・ボディーソープ・歯ブラシあり
✔︎ ルーフバルコニー(電子レンジ・電気ケトルあり)
✔︎ 市内中心部やアジア・アフリカ会議博物館やブラガ通りへのアクセスが良い
ちょっとした荷物を置くスペース
近未来的な空間。布団はふかふかで気持ちよかったです。
充電できたり、ライトの色が変えれたり、川のせせらぎを聞けたり...
シャワー、トイレ、洗面台は1つの空間にあります。
清潔感があり、シャワー・ボディーソープは備え付け。
トイレットペーパーがあるのは日本人的に助かります。
ルーフバルコニー
思ったより広く、20人くらいは座れそう。掃除も行き届いています。
電子レンジと電気ケトルがあります。
格安で宿泊できる割には、かなり設備が充実していると感じました。
室内飲食は禁止ですが、ルーフバルコニーがあるので、ホテル内で食事場所に困ることもありませんでした。
なにより立地が良いので、宿泊費をなるべく抑えたい方にはオススメです!
バンドン市内観光
2021年4月3日の1日で僕が訪れた場所は、下のとおりです。
・Masjid Raya Bandung(モスク)
・Blue Doors(カフェ)
・アジア・アフリカ会議博物館
・ブラガ通り
・グドゥン・サテ(政府機関)
・Grand Mosque of Trans Studio(モスク)
・トランス・スタジオ・バンドン(テーマパーク)
・Paris Van Java Resort Lifestyle Place(ショッピングモール)
Masjid Raya Bandung
まずはホテルから Masjid Raya Bandung へ歩いていきました。
街並みがオシャレなので、バンドンの風景を楽しみながら歩きます。
少し雨が強くなってきましたが、目的地に到着です!
...が、残念ながら中へは入れませんでした😱しょうがないので、遠くから見納めにします。
僕が見たかった光景は、下記のツイートの写真です。
コロナ禍の影響からか、多くの観光地や施設は閉まったままになっていますね。
Masjid raya Bandung前にある人工芝広場。土足厳禁。裸足で思い切り遊べる。いいね、こういう場所。 pic.twitter.com/95PYphIB8M
— ままきらん (@mamakiran) July 4, 2018
雨がいよいよ強くなってきたので、観光はやめて、Blue Doors というカフェに避難します。
ちょっと歩けば着きそうなので、濡れつつも歩きます。街並みが本当に素敵すぎる。
お店の入り口に到着。絵画?のような芸術作品がたくさん飾ってあります。
Blue Doors
外観からオシャレな雰囲気は漂っていましたが、中へ入ると素敵な空間が広がっています。
メニューを見ると、リーズナブルな価格ですね。僕が行ったときはほぼ満席でした。
肝心のコーヒーなんですが、写真を撮り忘れてしまいました😱ブロガー失格ですね(笑)
なのでツイッターから拝借させていただきます。
Blue Doors
Jalan Asia Afrika 39
One of Bandung’s original good coffee shops
✅Now located on Asia Afrika
✅Still fantastic coffee
✅Very modern fitout
✅Seating a little odd, but due to the focus on being modern
✅Wifi not good
✅Cappuccino Rp25k pic.twitter.com/DG7TqqZMqu— Adam (@SitDownDisco) January 29, 2020
店員さんも親切だし、雰囲気は良いし、雨が止むまでくつろぎました。
これまでの僕の旅行は「短時間で効率よく多くの観光地をまわるスタイル」だったのですが、カフェでまったり過ごすスタイルも良いなと思いました。
アジア・アフリカ会議博物館
Blue Doors から徒歩7分ほどで、アジア・アフリカ会議博物館に到着します。
1955年にアジア・アフリカの29カ国がバンドンに集まり、反帝国主義・反植民地主義を訴えました。
道中には ぬいぐるみを着た人 がたくさんいました。
ぬいぐるみの集団を通り過ぎると、アジアアフリカ会議博物館に到着です。
当時の参加国の国旗が飾られています。
博物館内にも無料で入れると聞いていましたが、コロナ禍のためか、おそらく閉まってました。
なので、過去に訪れた方のツイートを見て、雰囲気を感じ取ります。
念願のアジアアフリカ会議博物館。軽く入れて無料だし、バンドゥンに行ったら一度は見ておきましょう。周りの歴史的建造物や道も含めて。 pic.twitter.com/j4WdZflu2w
— たに (@ltnsss) July 4, 2015
ブラガ通り
アジア・アフリカ会議博物館を東側に進んでいくと、スターバックスが見えます。
ちょうどここからブラガ通り(Jl. BRAGA)なのですが、かなりオススメできます。
なんと言っても、とにかくオシャレなんですね。
このブログでオシャレって言葉使いすぎてますが、とにかく本当に素敵な通りです!
美しい絵を描く職人さん
素晴らしい演奏を披露してくれたアーティスト
ブラガ通りは歩くだけで楽しいですし、オシャレなカフェやレストランに立ち寄るのもいいですね😊
アジア・アフリカ会議博物館のすぐ真横にあるので、ぜひ歩いてみてください!
グドゥン・サテ
さて、次の目的地はグドゥン・サテという政府機関です。
僕が訪れた土曜日は定休日なので閉まっているのは知ってたのですが、遠くからでも見に行くことにしました。
ブラガ通りから距離があるので、バンドンに来て初の Gojek を利用しました。インドネシアの主要都市ならどこでも使える Gojek は本当に便利です。料金があらかじめ決まっているのが良いですね。
木に阻まれて、あまり見えませんでした😂
訪れた方のツイートを見ると、美しい建物がよく見えますね。
Gedung Sate Bandung pic.twitter.com/Pw2caymFkp
— Ridwan Syamnir (@RidwanSyamnir) April 9, 2021
Grand Mosque of Trans Studio
つづいて、トランス・スタジオへと移動します。こちらも Gojek です。
トランス・スタジオは巨大なテーマパークなのですが、その真横には美しいモスクがありますので、まずはモスクを見ます。
インドネシアでモスクを見つけるのは簡単ですが、これほどの規模のモスクはなかなか見つけられないと思います。
トランス・スタジオに到着するとジェットコースターに目が行きがちですが、ぜひ入り口入って左手のモスクも見てくださいね!
トランス・スタジオ・バンドン
バンドン最大の観光地と言っても良いでしょう。屋内型巨大テーマパークです。
唯一ジェットコースターだけが屋外に突き出した形になってますね。
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トランス・スタジオの中はテーマパークのエリアとショッピングモールのエリアに分かれています。
テーマパークが際立って有名ですが、ショッピングモールも大きくて、食事できる場所が多数ありました。
ホイアンを思い出します。
SUSHI TEI があったので昼食をとりましたが、1時間ほど待ちました😂
とにかく大行列で大人気でした。僕の知っているインドネシア人は寿司とか刺し身の系統は苦手なので、ちょっと意外でした。
1時間も待ち続けただけあって、めちゃくちゃ美味しく感じました。
トランス・スタジオの中で食事をとっても良いのですが、もし次に紹介する「Paris Van Java Resort Lifestyle Place」に行くなら、こちらで食事をとるのもオススメです。
Paris Van Java Resort Lifestyle Place
トランススタジオ同様、こちらも非常に大きなショッピングモールです。
大きな違いは、Paris Van Java Resort Lifestyle Place は高層階ではなく、水平にとにかく広いです。
2階には、たんぽぽ畑(1万ルピア)、ミニスケート場(料金不明)、庭園などがあり、インドネシアでは見かけないタイプのショッピングモールでした。
食事できる場所もたくさんあるので、ここに来れば数時間〜半日は過ごせそうです。
お酒が飲めるお店もあったので、一杯飲みたい方にも嬉しいですね。
チカランへ帰ります
バンドンを観光した2021年4月3日は土曜日だったので、バンドンにもう一泊するか、チカランの自宅へ帰るか決めかねていました。
バンドンは郊外まで足を伸ばせば、温泉や火山湖などの観光地まで行くことができます。車をチャーターして行くべきか、それとも帰るか...
疲れ果てていたので、結局は帰ることにしました。ギリギリ雨季なので、乾季の天気の良いタイミングでまた来ようかなと。
悩んでいる間に、あっという間に真っ暗になってました。
トラベロカで急きょ予約したバスの料金は、なんと85,000ルピア!
外国人は全然いないし、インドネシア語のみの世界ですが、この安さを知ってしまうとタクシーに乗れなくなりそうです。
バス停はわかりにくい場所にあることもありますが、そういうときは周りの人に助けてもらいましょう。
僕はトラベロカを使って予約する段階で Google Map を確認し、地図に出てこないバス会社はスキップしました。
バスに乗ってしまえば、後は寝るだけです。2時間30分ほどすれば到着しました。道路状況は悪いものの、疲れ果ててると爆睡できました。
それでは、バンドン旅行記は終了となります。
僕はこれまでにジョグジャカルタやバリ島、ジャカルタ市内、プンチャック、ボゴールなどを観光してきましたが、最ものんびりした旅となりました。
バンドンは間違いなくオススメできる観光地ですので、ぜひ足を運んでみてください!
追記:Masjid Raya Al Jabbar
2023年11月、Masjid Raya AI Jabbar というモスクへ訪れました。
バンドン郊外にあって、アクセスが少し難しいですが、美しいデザインです😄
追記:インドネシア高速鉄道「Whoosh」が開通しました
2023年10月、インドネシア高速鉄道「Whoosh」が開通し、ジャカルタ - バンドン間の移動がわずか46分でできるようになりました。
下記に Whoosh 乗車体験記を書いていますので、バンドン観光を考えている方の、移動手段の1つとして参考になれば幸いです。