インドネシアの首都・ジャカルタ
都市圏人口は3,000万人を超え、東南アジア、いや世界屈指のメガシティです。
成長著しいジャカルタですが、ジャカルタやジャカルタ近郊は何もないと言われ、観光客からは敬遠されているようです。
たしかに、バリ島やジョグジャカルタに比べると、観光名所としてのインパクトが小さいのは事実。
それでも、僕はこれまでにジャカルタやジャカルタから行ける観光地をいくつか紹介してきました。
ジャカルタやジャカルタ近郊の旅行記
この他にも、ジャカルタ近郊には美しい田園風景が広がっています。
偶然とも言える絶景との出会いだったので、本記事で紹介していきます。
ジャカルタ近郊の海を見に行ったのがきっかけ
僕が住むチカランは、ジャカルタ中心部から車で東に1時間ほどの場所にあります。
このエリアは住むのは快適ですが、特にオススメ観光地があるわけではありません。
コロナ禍で遠くへ行きにくい今、身近な魅力を探すことをコンセプトに、ジャカルタ近郊の海の様子を見に行きました。
実はこの予想、大当たりです。後述するのですが、海はゴミだらけでした。
しかし、まだ見ぬ未知の世界、行ってみることにしたのです。
とにかく美しい田園風景
インドネシアの都市部にいると忘れがちなのですが、インドネシアは世界屈指の米の生産大国、なんと世界三位です。
広大な敷地を利用して稲作を行っているのですが、普段の生活圏内で田んぼを見ることはありません。
目的地はジャカルタ近郊の海ですが、Google Map で見ると道中は田んぼに囲われています。
と、ワクワクしていました。その期待は大当たりです。
見渡す限り、一面に田んぼが広がっています。
非常に美しい田園風景。やっぱり知らないだけで、身近な場所にも美しい場所はありますね。
もしかしたら、美しい海が広がってるんじゃないか!?と期待で胸が膨らみます。
ゴミだらけの海
目的地は「Pantai Wisata Tanjung Pankis」という海。
外国人観光客は誰もいません。それもそのはず、とにかくゴミが散らかりまくってました。
まずは遠目に見た海の様子をご覧ください。これだとゴミはあまりないように見えますね。
しかし、現実はこうです。やや閲覧注意レベルで、ゴミが堆積しています。
多くのインドネシア人(全員ではないです)は、ゴミをそこらへんに捨てるんです。
何も悪びれた様子もなく、当たり前のようにゴミを捨てていきます。
これはインドネシアに住む日本人や諸外国の人は感じているはずです。
インドネシアは毎年のように洪水の被害に悩まされているのですが、その原因の一つがゴミであると言われています。
多くの人がゴミをそこらへんに捨てるので、川や水路にゴミが詰まって洪水が発生するそうです。
インドネシアのゴミ問題について、改めて実感させられました。
日本も戦後はゴミを捨てる人が多かったと聞きましたが、今はゴミが少ない街として世界に知られていますよね。
お節介ながら、インドネシアも法律などきちんと整備して、ゴミをポイ捨てする人が減ればいいのになと思いました。
まとめ
身近な魅力を探すことをコンセプトに海を見に行ったわけですが、美しい田園風景に出会えるという思わぬ収穫がありました。
知らないだけで身近にも美しい場所があることを再認識したのと同時に、海に堆積するゴミを見てがっくりしました。
今回のプチ旅行は、インドネシアのリアルを知るという意味で、いい経験になったと思います。
当初は身近な魅力を探すことをコンセプトにしていたのに、だいぶ脱線してしまいました。
間違いなく言えることとして、田園風景はめちゃくちゃ美しかったです。
都会の喧騒に疲れた方は、ぜひインドネシアの田園風景まで足を運んでみてください。
それでは、本記事はここまでにします。ありがとうございました。