2020年4月、新卒入社した会社を1年で辞め、インドネシアに入国しました。
未経験業種、語学力ゼロ、貯金60万円という心もとない状態で、インドネシア生活をスタートさせました。
"何もない" 僕がインドネシア現地採用として働いて、一年たった今の正直な思いを書いていきます。
社会人経験、人生経験、インドネシア経験など、全てが浅い僕ですが、誰かの参考になればと筆をとらせていただきます。
インドネシア現地採用として働き始めたきっかけ
インドネシア現地採用として働き始めたきっかけは、以前ジャカルタを訪れた際に感じた、東南アジアの活気あふれる環境に身を置いて、働きたいと思ったからです。
このような思いで、僕はインドネシアにやってきました。
インドネシアを訪れた際、なんとなく雰囲気に惹かれ、自分に合うなと直感的に感じました。
現地採用はすぐ辞める?
具体的なデータはありませんが、SNSやブログを見ていると、現地採用者はすぐに辞めていく傾向にあるみたいです。
理由は様々ですが、「インドネシアが自分には合わなかった」「現地採用という働き方をずっと続けられるか不安」といった理由をよく見かけます。
そのような声が実際にある以上、辞めていく人が多いのも事実なのでしょう。
しかし、それは現地採用として働き始める前に気づくべきです。
新卒で現地採用を選ぶ人は少ない(就労VISAの関係もあり)ので、一般的に現地採用として働く場合は、日本の会社を一度退職しています。
現地採用として働いて、やっぱり自分には合わないからと退職してしまうと、そこで2回目の退職です。
転職が当たり前になりつつある時代かもしれませんが、転職を繰り返す人をマイナス面で評価する場合が大半でしょう。
現地採用はオススメできる?
現地採用という働き方はオススメしません。将来性を考えるなら日本で頑張るべきだし、海外勤務を希望するなら、所属する会社で海外事業部に入れるよう努力すべきです。なければ日本国内で海外展開している会社を目指しましょう。
・・・これを聞いて、そうだよなと感じたなら、現地採用は辞めておきましょう。
というのも、僕が現地採用として働くことを決意した時は、誰に何を言われても自分の意見は変わりませんでした。
人の意見に耳を傾けるなとは言いませんが、現地採用として海外就職するには大きな決断が必要です。その決断が曖昧なまま現地採用として働くと、早期帰国することになってしまいます。
早期帰国は採用する側・される側ともに、不幸になる選択肢です。
ミスマッチを防ぐためにも、現地採用として応募する側は、海外で頑張るという強い決意を持たなければなりません。
「やっぱり前の会社を辞めなければよかった」なんて思うことがあると最悪です。取り返しがつかないですからね。
退職や帰国は考えてる?
今の会社を退職したり、日本への帰国を考えたりはしていません。
過去には考えたこともありますし、仕事やプライベートがうまく行かない時は考えてしまうこともありますが、前向きな気持ちでやってます。
仕事では職場のメンバーに恵まれ、プライベートではSNSを通して知り合った日本人に恵まれているからですね。
インドネシア生活を充実したものにできるか、結局は自分次第だと感じています。嫌気がさしている時って、人はその原因を外部に求めてしまう傾向がありますよね。「今の生活がうまく行ってないのはインドネシアという国のせいだ」みたいな。本当に劣悪な環境じゃなければ、充実させるのも嫌気がさすのも自分次第な気がします。
色々な葛藤がありましたが、インドネシアで頑張っていこう!という決意は変わりません。
【参考】現地採用の待遇
人によって大きく異なりますが、参考までに現地採用の待遇を紹介します。
下記のスペック(僕)で、収入は20juta(16万円)、福利厚生は家賃支給+水道光熱費支給+交通費支給です。
・20代かつ日本での社会経験が少ない
・語学力に乏しく、専門スキルがない
かなり恵まれている方だと思います。
言い方悪いですが、何もできない僕に対する待遇としては、かなり良いものになっています。
新卒採用と同じ考え方で、将来に対する投資という考えで採用していただいたんですね。【参考】インドネシアの生活費
上で示した待遇を受けている僕の「インドネシアの生活費」を紹介します。
これからインドネシア現地採用として働くことを検討している方にとって、どんな生活水準になるか気になるところだと思います。
我慢しすぎない生活を心がけているので、出費もぼちぼちですね。
収入に対して娯楽費が大きい気がしますが、去年の年末年始にジョグジャカルタ・バリ島8泊9日の旅行に行ったので、その費用をならすと月2万4千円ほどは使ってます。
この表を一例として、生活費のシミュレーションは必ず行ってください。インドネシアに来たものの、カツカツの生活で外で何もできない・・・となると、せっかくの海外生活が楽しめないかもしれません。
まとめ
インドネシア現地採用として一年間働いてきたなかで、色々と感じたことを書き連ねました。
現地採用という選択肢を選ぶ人は多くないので、一例として参考になる部分があれば嬉しいです。
結論として、そこそこ楽しくインドネシア生活を過ごせています。
退職や帰国は考えておらず、後悔もありません。
定期的に現地採用として感じていることを記事に書いていくつもりですので、興味のある方はこれからもぜひお読みいただけると幸いです。
さいごに:インドネシア就職を検討中の方へ
インドネシアでの就職を考えている方へ、オススメの転職サイトを紹介させてください。
僕は日本の会社で働きながら、下記の転職サイトに登録して、エージェントの方と面談を進めていきました。
2020年1月当時、僕は3週間ほどで内定をいただくことができました。
エージェントの方に、履歴書の添削やオススメ求人情報の紹介、面接の練習など、様々なサポートを無料でしていただいた結果ですね。
現地採用におすすめの転職サイト
僕の当時のスペックは、「日本での社会人経験1年未満・語学力ゼロ・専門知識なし」という絶望的な状況でした。
そんな僕が内定をいただけるまでの流れとポイントを、下記の記事で紹介しておりますので、こちらも合わせてご覧ください!
僕のブログでは「現地採用の働き方やお金事情」「インドネシアの旅行情報」も豊富に書いています。
気になる方は、記事上部にある「現地採用」「インドネシア」のタブをクリックしてみてください。
それでは、本記事はここまでにします。ありがとうございました。