【Part3】インドネシアで歯列矯正してみた｜矯正器具の装着と費用

本記事は、矯正器具の装着と費用についてです。

※ Audy Dental という歯医者・矯正歯科に通っています。

ドキドキしながら矯正歯科へ向かう

前々回撮影した歯のレントゲン写真を持って、矯正歯科に向かいました。

とうとう矯正をつけるんだ・・・痛いかな？目立つかな？喋りにくいかな？など、いろいろな不安が頭の中をぐるぐるしていました。

歯列矯正のブログを読みあさり、ネガティブな情報ばかりが頭の中に残ってしまうので、考えるのをやめました。

そして、矯正歯科に到着すると、いつものように受付を済ませます。ここで矯正器具の種類に関する最終確認をされ、サインしました。診察後の支払い方法（一括払い or 分割払い）もこのタイミングで確認されます。僕は一括払いにしました。

そして、診察室に呼ばれるまで待機します。

矯正器具の装着

先生は前々回と同じで、矯正治療の相談をした先生です。

矯正器具を装着する流れは、以下の通りです。

【2.  今日つける矯正器具のサンプルを見る】では、先週僕が選んだ INSPIRE ICE という装置のサンプルを見せてもらいました。

【3.  歯のチェックと掃除をする】では、矯正器具を装着するにあたって、歯のチェックと掃除をしてもらいます。事前に歯磨きをしていってたからか、そこまで時間はかからなかったです。

【4.  矯正器具をつける】では、開口器を使って口を開けた状態にして歯の表面に接着剤を塗り、歯の表面に矯正器具をペタペタと貼り付けていきます。矯正器具をつけては青い光（接着剤を固めるため）を当てるのを繰り返します。全部つけ終わった後、ワイヤーがつけられます。

【5.  ゴム掛けする位置の確認】では、抜歯後を埋めるために下の歯3番と6番をゴム掛けします。抜歯は下の歯4番（第一小臼歯）の2本行ったので、ゴム掛けも2か所です。ゴム掛けのゴムは24時間に1回交換するよう説明を受けました。

【6.  気をつけるべき食べ物の確認と薬局で購入する物の確認】では、矯正器具の装着後１時間は食事してはいけない、かたい食べ物はなるべく避ける、処方箋に書かれている物を薬局で購入するとのことでした。ゴム掛け用のゴムや矯正用歯磨き関係の道具は、受付で購入できました。

矯正器具をつけている時に思ったこと

昔から矯正したいなと思いつつ、なかなか踏み出せなかったので嬉しいと思う反面、目立つのは嫌だなという思いもありました。

矯正器具の装着中は「ついに矯正が始まったな・・・」と、嬉しい感情とドキドキした感情などが入り混じり、不思議な感覚でした。

上下ほぼ全ての歯（上の歯は奥歯2本、下の歯は奥歯2本と左前歯1本以外）に矯正器具がついた後、手鏡で装置を見せてもらいました。

その時に「思ったより目立つな」と思いました。目立ちにくい矯正器具なんですが、やはり歯が見えれば矯正してるなと一目でわかります。でも、綺麗にするためには我慢するしかないですね！

笑った時はこんな風に見えます。

矯正器具の装着後の痛み

矯正器具の装着後、違和感こそ大きかったものの、特に痛みは感じませんでした。

ネットで調べていくと、「痛みは矯正器具装着後の次の日がピーク」というコメントを見かけたので、じわじわと痛み始めるのかなと覚悟していました。

最初に痛みを感じたのは、装着後の6時間後でした。なんか痛いな・・・と違和感とともに痛みも大きくなってきて、その日の晩ご飯は柔らかい麺類にしたのですが、それすらも痛かったです。結局、食欲はあったのですが痛みに負け、あまり食べられませんでした。

次の日もやっぱり痛く、これはしばらく食事には苦労するなと諦めの気持ちでした。この記事を書いているのは、矯正器具装着後の5日目ですが、初日や2日目ほどの痛みはなくなりました。ただ、ちょっとでも固い食べ物を噛むと、かなり痛いです。

そして、食事がしにくいです。食べ物が矯正器具に詰まるため、食後はすぐに歯磨きします。この歯磨きが面倒なので、間食しなくなりますね。矯正治療を始めたら痩せると聞いていましたが、その理由が分かった気がします。

費用

矯正器具に関する費用は、以下の通りです。

矯正器具（INSPIRE ICE）の値段は、Rp. 14,5 - 16,5 juta (11.6 - 13.2万円) ですが、2020年12月31日までプロモーション割引（矯正器具はRp. 2.500.000 = 2万円）が適用されるそうです。条件がいっぱい書いてあり、よくわからなかったので、僕は諦めていたのですが・・・

たまたま条件に適用されたのか、とにかくラッキーでした！

矯正器具の費用としては、日本と比べてもかなり安いです。

日本では60-100万円近くすると聞きました。日本は矯正治療が進んでいない国だと聞いたことがありますが、その大きな原因は費用だと思います。収入に対してかなり高めですね。

矯正器具の種類と費用

矯正器具と治療法にはいくつか種類があって、値段も大きく異なります。

AudyDental では多くの矯正装置を取り扱っているので、紹介していきますね。

インドネシアの矯正治療費の目安にもなると思います。

① メタルブラケット（6万円〜9.2万円）

② セラミックブラケット（PURE SAPPHIRE）（10万円〜11.6万円）

③ セラミックブラケット（INSPIRE ICE）（11.6万円〜13.2万円）

④ デーモンシステム（メタル：20.4万円、クリア：27.6万円）

⑤ 舌側（裏側）矯正（29.2万円）

⑥ 舌側（裏側）矯正（インコグニート）（74.3万円）

まとめ

矯正器具の装着と費用についてまとめました。

矯正装置の見た目や痛みなど気になることは多いですね。矯正器具を装着した感想を忘れないうちに書き記そうと思い、執筆に至りました。

矯正器具と治療法には様々な種類があり、費用は大きく異なります。しかし、日本よりもインドネシアの方が治療費は安い傾向にあります。

Part4. 以降では、治療の進み具合をレビューしていく予定です。1ヶ月に1度、矯正の調整日があるので、その都度レビューできればと思います。興味のある方はぜひご覧ください。

（追記）歯列矯正を始めて1年半が経ちました

歯列矯正を始めて1年半が経ったので、タイムラプスで歯並びの変化を動画で紹介します！