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【Nam Air】スンバ島観光初日のはずが飛行機トラブルで出発できず、ハネムーンが台無しに|インドネシアでのフライト遅延

2024年3月21日

 

2024年スンバ島&バリ島旅行記まとめ

✔ 1日目:【Nam Air】スンバ島観光初日のはずが飛行機トラブルで出発できず、ハネムーンが台無しに|インドネシアでのフライト遅延 ← 本記事

✔ 2日目:【スンバ島観光】伝統集落やエメラルドグリーンのラグーン、秘境にあるビーチを巡ってきた|Waikuri Lagoon

✔ 3日目:【スンバ島観光】絶景の穴場ビーチ、有名な伝統集落、泥まみれの中たどり着いた水田地帯は神秘的だった|Prai Ijing

✔ 4日目:【スンバ島観光】タンボラカからワインガプへ移動!道中にある丘陵地は絶景過ぎた|Bukit Wairinding

✔ 5日目:【スンバ島観光】360度見渡せる丘陵地と山奥にある幻想的な滝壺が絶景過ぎた|Air Terjun Wai Marang

✔ 6日目:【スンバ島観光】壮大な滝と道中の絶景、丘陵地で見るサンセットは最高だった|Air Terjun Tanggedu

✔ 7日目:【スンバ島観光】観光客がいない美しいビーチ巡りとマングローブの踊る木を巡ってきた|Pantai Walakiri

✔ 8日目:ワインガプからタンボラカへ移動し、スンバ島からバリ島へのフライトで疲れ、プライベートヴィラでまったり過ごしました

✔ 9日目:【バリ島観光】レンタルバイクでウブドの観光地巡り!テガララン・ライステラスでの食事とシロダーラマッサージ

✔ 10日目:【バリ島観光】写真撮影スポット巡りと王宮近くにある市場をぶらり散歩|Pasar Seni Ubud

 

2024年のインドネシアは、有給取得奨励日も含めると10日間の長期休暇!

社会人にとって大型連休は貴重で、今回のハネムーン旅行先はスンバ島7日+バリ島3日のプランにしました。

 

クチン
スンバ島はバリ島の南東、ラブアンバジョの南に位置する島です。観光客は少ないですが、世界最高のホテルに選ばれた「Nihi Sumba」もあります。

 

 

Tatsu04a
本記事は10日目間の旅行記でもあるので、出発からスンバ島観光までを時系列で書いていきます。観光に関する情報だけ知りたい方は、下記の表示タイトルから該当箇所を選択してください。

 

飛行機の時間が早朝5時に変更

 

 

今回のジャカルタ→バリ→タンボラカ(スンバ島)の移動は、Nam Air という航空会社を利用しました。

 

飛行機搭乗の1週間前、WAで出発時間が07:00→05:00へと変更になるとの連絡がありました。

朝早いけど、その分スンバ島で過ごせる時間が長くなってラッキーです。

 

Tatsu04a
ジャカルタからタンボラカまで移動する際は、Nam Air以外にもいくつか選択肢があったのですが、バリ島でのトランジット時に飛行機を降りる必要がないことが決め手になりました😆

 

というのも、インドネシアの航空会社は遅延が多いです。Jam Karet (ゴムの時間)の国だからかな。

ジャカルタ→バリのフライトと、バリ→タンボラカのフライトを別航空会社を利用して、万が一トランジットに失敗した時のリスクを考え、同一の航空会社である Nam Air にしました。

 

まさか、これが現実になるとは、この時は考えもしてませんでした。

 

ハネムーンでウキウキで眠れず・・・自宅を深夜1時前に出発!

 

 

私ごとですが、2024年1月にインドネシア人との国際結婚をしました。

今回の長期休暇は、ハネムーンでまだ行ったことがない場所にしようと、妻と相談して決めました。

 

仕事終わりにパッキングして、ちょっとでも寝ようと思ったんですが、楽しみで僕も妻も寝れず、ほぼ徹夜状態で空港に行きました。

空港へは02:30頃に到着、スカルノハッタ国際空港第1ターミナルです。出発時間は05:00なので、余裕を持ったスケジュールです。

 

 

僕たちが乗る Nam Air IN 282便も、問題なく出発できそうです。

 

2024年4月の大型連休は、インドネシアではレバラン休暇と呼ばれ、この時期は里帰り(Mudik)する人で溢れています。

今年は1億9千万人が移動するのだそうです。人口2億8千万人の国なので、規模が大きすぎますね。空港も大変混み合っていました。

 

それでも順調に進み、03:30には搭乗券も発券されました。

空港内をちょっと散策したのですが、レストランやカフェ、マッサージがオープンしており、休憩場所に困ることはなさそうです。

 

 

ゲームステーションもありました。

 

色々してたら出発まで残り1時間、搭乗ゲート前でのんびり待機します。

 

待てども飛ばない飛行機、アナウンスもなし、不穏な空気が漂う

 

 

おかしい、04:30になっても搭乗案内がない。

ゲートは合ってる、長蛇の列に並んでた人もまだ座ったまま・・・

ふと電光掲示板を見ると、いつの間にか搭乗便の表示が消えている・・・・・

 

 

Tatsu04a
まさか、フライトに何かトラブルがあったんじゃ・・・

 

だんだんとざわつき始める乗客たち。

気がついたら受付のところに大量の人だかりができてました。

 

 

これはトラブル確定っぽい。

インドネシア語での怒り口調が聞こえてきたので、聞き漏らさないように集中しました。

 

飛行機のエンジントラブルで、フライトは中止

 

フライト中止が告げられました。

その後、Nam Air (Sriwijaya航空のグループ) の対応に、みなさん怒り心頭、僕も卒倒するかと思いました。

「え、こっちはハネムーンで来てるんだけど、ほんまに飛ばんの?」という怒りが抑えきれず、文句を言いにいこうと思ったら、すでに他の乗客がすごいボリュームで怒ってます。泣き出す人もいてカオス状態。

 

Tatsu04a
インドネシア人にとって、レバラン休暇時の里帰り(Mudik)はすごく大切なもの。この日のために、みんな一生懸命お金を貯めてるんです。それが航空会社の都合でキャンセルされたんで、怒りの声は納得です。

 

グランドスタッフも納得のいく説明を乗客にできておらず、代替フライトや補償内容なども二転三転して的を射ません。

苛立つ乗客、ただ謝り続けるグランドスタッフ・・・

 

・代わりの飛行機は何時発なんだ!

・ホテルの補償しろ!もう予約してるんだぞ!

・WAで早朝に呼び出しといて、飛ばないとはどういうことだ!(07:00→05:00発に変更)

・お前んとこのマネジメントどうなってんだ!代替案もまともに出せないのか!!

 

・・・・・・・・

言い争いをしていく中で、Nam Air (Sriwijaya航空のグループ) からの最終的な結論は以下の通りになりました。

 

・今日23時発のフライト(ジャカルタ→バリ)へ振替

・払い戻し希望者はカウンターまで案内。ただし払い戻しは1週間後から可能。

・出発時間までは指定ホテルで待機、ホテル代と送迎無料

・バリ→タンボラカの振替フライトは明日06時発

・各人の予定(行先のホテル・ツアー代等)の補償なし

・トランジット先で別航空会社の利用者は補償なし

・バウチャー1人あたり300,000rp支給

 

バリの空港で、別航空会社でトランジットする人はその分の補償がされないので、かなりお怒りでした。

僕たちもホテル代1Jt、カーチャーター代1日分800,000rp(後に事情を説明して400,000rpにしてくれた)を捨てることになりました。

お財布ダメージも大きいのですが、それよりも貴重なハネムーン休暇で色々と計画していたスケジュールが台無しになるのが何よりも悔しいです。

 

Tatsu04a
名前も聞いたことない航空会社を利用する際は、それ相応のリスクが伴うことを学びました。僕たちが今後Nam Airを利用することは一生ないでしょう。

 

その後、払い戻し請求に行ったグループと指定ホテルで待機グループに分かれました。

僕たちは指定ホテルで待機グループなので、案内されたバスに乗りました。

 

 

指定ホテルで休憩

 

指定ホテルは、空港から約20分の距離にある、Golden Tulip Essential Tangerang (リンク先:Google Map) です。

 

 

みんな一斉にバスを降りて手続きするので、ホテルの部屋に入るまで1時間くらいかかりました。

受付で航空券を提示して、20時前にロビーに集合するよう言われました。送迎バスが到着するそうです。

 

 

そして部屋の様子は、こんな感じです。

昼間に休憩するには十分な広さですね。

 

ホテル内にはIndomaret、ATM、お土産屋さんがありました。

 

ホテルでの待ち時間が長すぎるため、ゴロゴロしたり、寝たり、適当にご飯食べたりして過ごしました。

 

送迎バスで空港へ移動

 

19時40分にロビーに行くと、すでに空港行きのバスが待機してました。

同じトラブルに巻き込まれた乗客も確認できて、まずはひと安心。

 

空港に着いて、まずはカウンターへ向かいます。

タンボラカ行きの新しい航空券を再度ゲットできました。

 

ジャカルタ→バリは予定通り23時発、バリに到着後は荷物のピックアップは不要で、07時30分発の出発時間まで空港待機するよう言われました。

 

 

後は、本当に飛行機が来るのか、さすがに2回目はないよなと祈るのみ。

 

飛行機は出発し、バリ島へ到着!

 

 

飛行機がちゃんと来てくれました。

時間通り来てくれるのは当たり前なんですが、それだけで感動しました🥹

 

Tatsu04a
飛行機は順調にバリ島まで到着しました!

 

バリは雨が降っていました。

今年の雨季、いつもよりも長い気がするのは気のせいでしょうか?

 

 

何はともあれ、バリに到着するというミッションをクリアしました。

深夜2時25分に、有名な写真撮影スポットを見たのですが、さすがに人はいませんでした。

 

 

さて、今回のトラブルに巻き込まれた「バリ→タンボラカへ行くトランジット組」は計10人。

到着後、職員さんが呼びかけていたので、みんなで集合してロビーへと向かうようです。

 

 

みんなで受付へ向かう途中、電光掲示板には 07:30発 Nam AIr の表記がありました。

これでやっとスンバ島へ行けそうです!

 

深夜2時30分を過ぎてるので、人は誰もいません。

基本的には閉まってる時間のようですが、Nam Air の受付まで向かいました。

 

・・・が、受付に誰もいません。

チケットはジャカルタでもらっていたので、このまま手荷物検査をして、搭乗ゲート前で待機しても良いとのことでした。

 

Tatsu04a
手荷物検査後、最終フライトは02時30分だから、搭乗ゲート前では待機できない。建物の外で待機してほしいと言われ、またまた揉めることになりました😅

 

お店は閉まってるし、確かに他の乗客は誰もいません。

指示された通り動いてるし、そもそも勝手に航空券キャンセルされてこうなってるしで、みんな疲労困憊です。

みんなのイライラがピークに達して、もう動けないと地面に座り込み。

色んな人が出てきて話し合った結果、搭乗ゲート前での待機OKになりました。

 

   

 

ベンチで仮眠を取り、05時30分頃に職員さんに、ゲートの変更があるとの連絡を受けました。

その声がけで目が覚め、指定場所に移動して、飛行機の出発を待ちます。

 

 

スンバ島への飛行機到着!

 

 

うとうとしていると、ふと気がつくと、スンバ島へ向かう飛行機が到着したとの案内が入りました。

この瞬間をどれだけ待ち望んでいたことか・・・これでようやくスンバ島へ行けます!

 

Tatsu04a
タンボラカ到着は予定より24時間遅れましたが、とにかく到着して良かったです😆

 

インドネシアは熱帯の国ですが、島ごとに木が多かったり、草原が広がっていたりと特徴があって面白いです。

スンバ島は森林は少なく、草原が多い印象でした。

 

飛行機を降りて思ったのですが、空港がめっちゃ小さい!

僕たちが降りた Nam Air 以外の機体が見当たりませんでした。

 

 

手荷物を受け取り、手配していたカーチャーターのドライバーさんと合流できました。

地元の小さい子どもたちが、チップ目当てで荷物を運ぼうとしてきますが、特に構う必要はないかと思います。

 

 

Tatsu04a
次の記事からは、スンバ島観光編に突入します!

 

まとめ

 

一言でまとめると、航空会社の対応はひどいなと思いました。

結果的には24時間遅れで目的地に到着、補償は300,000rpのみ、飛行機遅延により被った損失分の補填なしでした。

過ぎたことを言ってもしょうがないのですが、次回以降の航空券を探す時には、なるべく選ばないように心がけるつもりです。

 

Tatsu04a
色々あったけど、無事にスンバ島に到着して良かったです!

 

さて、2日目はスンバ島西部の観光をしていきます。

伝統集落、美しすぎるラグーン、のんびり過ごせるビーチなど、魅力的な観光地で盛りだくさんです😆

 

【スンバ島観光】伝統集落やエメラルドグリーンのラグーン、秘境にあるビーチを巡ってきた|Waikuri Lagoon

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