こんにちは、Tatsu04a(@tatsu04a)です。
僕は昔から周りの目を気にしてばかりいました。本記事をご覧になっている方も、同じような悩みを抱えているのではないかと思います。
しかし、僕はある時「人生は一度しかないのだから、他人が敷いた社会のレールにとらわれて生きるのはやめよう」と決意し、新卒入社した大手企業を退職 → 昔から挑戦したかった海外就職(インドネシア)を果たしました。
大手企業って入りたくても入れない人がたくさんいるよ
給与や福利厚生、将来性を考えたら辞めない方がいいんじゃない?
一度レールから外れたら、もとに戻るのは大変だよ。社会はそんなに甘くないよ
海外就職にあたって、周りの人や親から色々なことを言われました。
もちろん僕より人生経験が豊富なので、間違ってることを言っているとは思いません。しかし、それって人生楽しいの?って感じることが多かったんですよね。
・社内で評価されるために毎日9時から24時まで働く
・休日出社や付き合いの飲み会、興味のないイベントに積極的に参加する
・定期的に開かれるミーティングでは自分の意見を言わず、より地位の高い人の言いなりになる
このように社内でストレスを抱えて生きていけば、将来的に安定した給与と福利厚生、社会的地位という "リターン" が得られます。安定した人生も悪くないのかもしれません。
しかし、僕には無理でした。ある時、ポキっと心が折れました。
もう限界だ...
体調不良と上司に伝えた
精神科の先生に診てもらうことにする
どうしても体が動かなくて、精神的にもしんどくて、玄関から一歩踏み出して会社に行くことができなかった
今まではなんとか会社に行けてたんだけどね...一度休むと後からもっと大変なのわかってるのに
全てから逃げ出したい— Tatsu04a@インドネシア (@tatsu04a) November 24, 2019
心を殺して働いていた僕は、いつものように出社しようとスーツに着替え、準備万端。後は時間になったら家を出るだけだったのですが、なぜか身体が動きません。
玄関を出ようとすると足が重すぎて、動悸が激しくなり、もう間に合わない時間になってしまいました。急いで上司に連絡し、体調不良で病院に行く旨を伝えました。

こんなことを考えながら心療内科へ行き、うつ状態と診断されました。自分でも明らかに異常だなと感じていたので(仕事中に急に動悸がしたり、体が火照ったり、就寝中に大量に汗をかいてベットがビシャビシャになったり等)、なんとなく精神状態が良くないことはわかっていました。
改めて診断されると、僕は人生終わったなと思いました。「新卒入社して7ヶ月くらいしか経ってないのに早くもうつ状態になるなんて・・・重い責任を課せられているわけじゃないのに自滅した僕を欲しがる場所なんて、もうどこにもないだろうな」と超ネガティブでした。


僕はこれまでの人生、レールから一度も外れることなく生きてきたので、いわゆる両親の期待する模範的な息子だったと思います。
そのため自分のやりたいことを追求しようと思う反面、レールから外れる恐怖を感じていました。「一度しかない人生だから自由に生きるぞ」と何度も決意したのに、これまでの人生で培ってきた "生き方" を変えることは、そう簡単にはできません。
めちゃくちゃ大きな葛藤がありながらも、転職活動だけは継続していました。すると、トントン拍子で内定を頂き、結論を出さないといけない状況になりました。
本日、転職活動で内定を頂きました!
インドネシアで働くという目標に大きく近づくことができました🇮🇩
今年の正月明けから履歴書や面接準備などで多忙な日々でしたが、頑張って行動して良かったです!
退職や引越しの準備、各書類の用意などやることはいっぱいあるので、引き続き頑張ります😊
— Tatsu04a@インドネシア (@tatsu04a) January 30, 2020
せっかく貰った内定だし、やはりインドネシアで頑張ってみようと決意しました。
その後両親に報告し、相当長い時間の話し合いの末に、両親が折れる形で承諾となりました。勢いで結論を出してしまったところもあるので、自分の人生に不安がありつつも「なるようになれ!」と突き進みました。

自分の意思で自分の人生を決めるという、ある意味当たり前のことではありますが、僕はそれができていませんでした。常に周りの大人から勧められたレールを選択してきたので、自分に嘘をつきながら生きてきました。
これは僕の肌感覚ですが、日本人はレールに敷かれた人生 = 成功 という考え方にとらわれている方が多いと感じます。僕はこれまでの海外旅行で「仕事を辞めて自由に旅をするヨーロッパ人」「大学を休学して好きな日本語学習に取り組むタイ人」など、自分のやりたいことを追求している人々に出会いました。
もちろん自分の意思で選択した人生ですので、責任は全て自分にあります。しかし、海外旅行で色々な人に出会うと「もっと自由に生きていいんだ。自分はなんて狭い世界で生きていたんだろう」と感じる場面に多々出会しました。
人生の幸せ = 自分のやりたいことを追求している状態
これが、現時点における僕の幸せの定義です。将来的に幸せの定義は変わるかもしれませんし、レールに敷かれた人生を歩んでいた方が良かったと感じることもあるかもしれません。
将来のことは全くわからないので、僕は一度しかない人生を「自分のやりたいことを優先して生きてみる」ことにしました。大事なことは自分の意思で決めたことなので、後悔しないでしょう。


やはり自分の意思で決めたことをこなしていくのは大変です。「社会のレールに敷かれる = テンプレートがある、ロールモデルがある」ということなので、ある程度自分の将来を想像することができます。
しかしレールから外れるということは、自分の未来は自分で切り開いていかなければなりません。きちんと整備されているとも限らず、困難な道のりかもしれません。
そのため、僕はレールから外れる生き方をオススメすることはできません。他人の人生を背負えるほど責任が持てないからです。そして、僕自身が将来どうなっているか、まだわかりません。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。