こんにちは、Tatsu04a(@tatsu04a)です。
2020年の世界幸福度ランキングで、日本は62位でした。北欧諸国を中心に幸福度が高い国が並んでいます。日本も経済的には先進国で、安全面や住みやすさも申し分ないでしょう。しかし、なぜか幸福度は低く、年々減少傾向にあります。
身の回りの日本人に「あなたは今、幸せですか?」と質問してみて、「幸せです!」と答える人は少ないように思います。
色々な要因があると思いますが、日本人が幸せに感じる方法は、日本がいかに恵まれた環境にいるか考えることが大切です。つまり、幸せの定義を再構築することが大切です。
幸せの定義は人それぞれ違うのですが、ちょっと例を出してみますね。
毎日飢えに苦しむ人から見た幸せとは
毎日飢えに苦しむ人にとって、一番幸せを感じるときはどの瞬間でしょうか?
間違いなく、食べ物が見つかったときですよね。
コチラ の記事によると、2018年には8億2100万人、世界のおよそ9人に1人が飢えに苦しんでいるそうです。
つまり、この8億2100万人にとっての幸せとは、毎日食べ物が食べられることにあります。
マズローの欲求5段階説
マズローの5段階欲求説をご存知でしょうか。私たち人間には5つの欲求があり、今の欲求が満たされると次の欲求(ピラミッドの1つ上)を満たしたくなるとする説です。
第1段階:生理的欲求(人間の3大欲求)
第2段階:安全欲求(安心して暮らしたい欲求)
第3段階:社会的欲求(組織・集団に属したい欲求)
第4段階:承認欲求(組織・集団から認められたい欲求)
第5段階:自己実現欲求(自分の能力を発揮したい・ありたい自分になりたい欲求)
これによると、先ほどの「食事に関する欲求」は第1段階:生理的欲求に当たります。
一方、先進国で生活している多くの人は、第1段階 〜 第3段階までは満たしている人が多いでしょう。つまり、第4段階や第5段階など高いレベルの欲求を満たせない人が、ストレスを抱えているように感じます。
大事なことは、置かれている環境によって、幸せの定義が異なることです。
それでは、日本人が幸せに生きるにはどうしたら良いのでしょうか?
日本がいかに恵まれた環境であるか知る
まずは客観的に日本を知ることが大切です。
幸いにも日本では様々な世界の情報を知ることができますし、色々な国に行くこともできます。
実際に調べたり、現地に行ったりして、日本の環境が恵まれていることを知ることが大切だと思いますし、日本での当たり前の暮らしは幸せなことなんだと感じることが大切です。
こちらの動画を見ると、改めて世界の真実を知って、日本が恵まれた環境であるか再認識させられました。
また、僕自身インドネシアに住んでいるのですが、海外生活をしていく中で日本のすごいところにたくさん気づきました。
日本にいるときは当たり前のことが、海外に出るとどれだけ幸せなことか知ることができました。
幸せの定義の再構築
日々の当たり前が実はとんでもなく恵まれたことだと思うことで、色々なことに感謝できるようになります。
蛇口を捻れば飲める水が出てくる、毎日食べ物に困ることがない、暗くなっても電気がつく、暑くても寒くてもエアコンで対応できる、治安が良い、警察が賄賂を要求してこない・・・日本には幸せが凝縮されています。
これらを当たり前と思わず、感謝の気持ちを忘れないことで、幸せを実感できるのではないでしょうか?
その上で、自分にとっての幸せとは何か考えてみるといいでしょう。
幸いにも日本人は色々な生き方が選択できます。サラリーマンになってもいいし、フリーランスやアルバイトで生計を立ててもいいし、Youtuberになってもいい。日本だけでなく海外で生活してもいい。なんでも自由なんです。
人生は一回しかないですからね。本当にやりたいことを探してみましょう。
まとめ
僕が本記事で伝えたかったことは、せっかく恵まれた国に生まれることができたんだから、日々の暮らしに感謝して幸せを感じながら、楽しく生きましょうということです。
様々なしがらみを感じてストレスを抱えている人もいるでしょう。
「レールから外れたらどうしよう」「周りの目線が気になる」「みんなから凄いと言われたいから、きついしブラックだけど仕事頑張ろう」
僕は新卒入社した大手企業を1年で辞めてインドネシア移住しました。周りからは「もったいない」「同じ条件の会社に入るのは難しいぞ」「将来のことを考えるともう少し我慢してもいいんじゃない?」と色々なことを言われました。
もちろん正論だと思います。自分で人生を決めるということは自己責任になってくるので、将来後悔していたとしても、それは自分の責任です。
少なくとも僕は今、自分の選択に後悔はしていません。将来は分かりませんが、今を楽しむ生き方にシフトしました。
本記事が幸せを考えるきっかけになれば幸いです。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。