ジャカルタでの交通手段では、タクシーが最も一般的であり、快適に移動できます。
そして、初乗り Rp.6.500(約60円)であることから、私たち日本人にとっては安く移動できる手段ですね。
この写真の下の方に、青い車が見えますね。
これはブルーバードタクシー(Blue Bird Taksi)と言って、基本的に安心して乗る事ができます。
僕はジャカルタ旅行中に10回近く乗っていますが、メーターを必ず回すし、変な遠回りはしないし、安心安全でした。
ただ1つ、注意点としては英語が通じない場面が多々あることですね。
言葉が通じなくても、地図アプリを見せるなり、住所を見せるなりすれば問題ありません。
・・・さて、話が逸れましたが、ジャカルタ滞在中にタクシーを利用してて、ふと思いました。
もちろん、日本と比べると格安の料金ですよ!
ただ、貧乏トラベラーの僕は「もっと安く移動できないかな」と考え始めました。
そこで、現地の人が日常的に利用している「トランスジャカルタ」というバスに注目しました。
ジャカルタ市内に滞在するなら、このバスを頻繁に見かけるでしょう。
それくらい一般的な乗り物として浸透しているトランスジャカルタに、1人で乗ってみようと挑戦してみました。
結論から言うと、乗り方は超簡単です!そして安全面も問題ありません!
荷物から目を離さない、財布やスマホなどをポケットに入れたままにしない
などの基本的な安全管理を怠ってはいけません。
僕はトランスジャカルタに1時間以上乗りましたが、安心安全に過ごせました。
本記事では、以下の内容について書いていきます。
✔︎ トランスジャカルタの時刻表の確認方法
✔︎ 乗り方と運賃
✔︎ 安全面
✔︎ メリットとデメリット
それでは、説明していきますね。
トランスジャカルタの時刻表の確認方法
トランスジャカルタがどこを走っているのか、詳細な路線図が作られています → コチラ
ただし、コチラの地図は複雑で、見るのも難しいですね。
そこで僕は Google マップ をオススメします。
旅行中に利用している方が多いと思うので、「何をいまさら・・・」と思われるかもですが、
トランスジャカルタを利用するときに、かなり便利なんです!
まずは、コチラの写真をご覧ください。
※1枚目は現地で、2枚目は帰国後にスクショしているので、時間が異なります。ご了承ください。
Google Map で最寄りのバス停と行き先のバス停を選択し、経路を確認すれば出発時間・乗り換えのタイミング・乗り換え番号・到着時間がチェックできます。
👉 便利な使い方について、詳しく説明します。やるべきことは4つだけ。
Google Mapを用いて、トランスジャカルタを乗りこなす方法
① 出発地のバス停・目的地のバス停のチェック
② Google Mapの「現在地」「目的地」にバス停の名前を入力
③ 移動手段を「バス・電車」のマークを選択
④ 出発時刻を指定して検索
① 出発地のバス停・目的地のバス停のチェック
まず始めに、Google Map上で「出発地」「到着地」に最寄りのバス停を探しましょう。
僕の場合、出発地は「Olimo 1」、到着地は「PGC」です。
下の写真のように、バス停はバス停マークで示されるので、バス停マークをクリックすると名前の確認ができます。
② Google Mapの「現在地」「目的地」にバス停の名前を入力
⒈ 下の写真の黄色ボックスに囲われた矢印マークをクリックしてください。
⒉ 続いて、「現在地」「目的地」に、バス停の名前を入力しましょう。
③ 移動手段を「バス・電車」のマークを選択
手順② の後、移動手段を「バス・電車」に変更します。
下の写真は、移動手段が「車」になっていますね。デフォルトだと「車」に設定されているので、その1つ右にある「バス・電車」に変更しましょう。
「バス・電車」に変更すると、いくつか経路が出てきます。
基本的には「おすすめの経路」を選んでおけば、問題ないです。
④ 出発時刻を指定して検索
そして、「出発時刻」を変更して検索できます。
乗り方と運賃
さて、「出発地」「目的地」「出発時間」「到着時間」がわかったら、駅に向かいましょう。
トランスジャカルタの駅は、道路と道路に囲われた、道路中央部にあります。
道路中央部へは横断歩道橋がありますので、安心して駅まで行けますよ。
そして、初めてバスを利用する場合は、受付に向かいましょう。
受付は駅の入り口にあります。一本道なので、必ず見つけられます。
受付では、トランスジャカルタを初めて利用する旨を伝えましょう。
英語だけのやり取りで、インドネシア語は使いませんでした。
初めて利用する場合の手順は、以下の通りです。
1. 改札にかざすためのカードを作る(Rp. 40.000)
2. カードを受け取り、改札にカードをかざす
受付に行き、カードを作ります。Rp. 40.000(約310-320円)です。
カード作成(Rp. 20.000)とカードにチャージされるお金(Rp. 20.000)ですね。
トランスジャカルタはどこまで乗っても Rp. 3.500(約30円)で移動できるので、超お得です!
改札を通ったら、後は電車を待つのみです。
電車の乗り口が複数ある駅もありますが、先ほど紹介したGoogle Mapの「おすすめの経路」に従っていけば大丈夫です。
「1」「9B」「5C」などと書いてあるので、この数字とアルファベットと乗り口を確認しましょう。
わからなくなったら、受付のスタッフに聞きましょう。
僕も最初、よくわからなかったので質問しましたが、英語で親切に教えてくれました。
インドネシア人は親切な人が多いので、きっと助けてくれますよ。
安全面
さて、これまでトランスジャカルタはインドネシア人にとって日常的な交通手段であることを紹介してきました。
ここで気になるのは、外国人である私たちが利用する場合の安全面ですね。
いくら安いと言っても、危険だったら乗るべきではないですからね。
トランスジャカルタに乗ったことがある日本人のブログを見ると、次の記載がありました。
・トランスジャカルタではスリに要注意
・財布をすられた
・携帯をすられた
そのため、僕は慎重に乗りました。
リュックは前に背負って、財布は目につかない場所に隠し、スマホは手に持ってました。
僕の場合、乗車時間は1時間以上で、かつ乗り換えもあったので、人の出入りもそれなりにありましたし、混んでる区間もありました。
結果的に言うと、何もすられることはなく、日本の電車に乗ってるのと変わらない感覚でした。
この一回だけしか経験してないので、この経験だけで安全というには早すぎるかもしれませんが、
荷物に注意を払って乗車すれば、特に危険を感じることはありませんでした。
メリット
トランスジャカルタに乗るメリットをご紹介します。
重複する箇所もありますが、ご承知おきください。
✔︎ バス専用レーンがある
✔︎ 安い
1つずつ、見ていきますね。
バス専用レーンがある
渋滞が激しいジャカルタでは、車が全然進まない時が多々あります。
タクシーに乗って目的地に行こうとしても、目的地を目の前にして全く動かなくなる時があります。
と思う場面に何度も遭遇しました。
渋滞が激しいジャカルタで、バスは比較的スムーズに進みます。
その理由は、バス専用レーンがあるからです。
コチラの写真を見ると、一目瞭然ですね。
それでもずっとサクサク進むことはなく、時々渋滞に巻き込まれます。
あくまでも "比較的" 進みやすいと考えておくべきですね。
安い
先ほども記載しましたが、
トランスジャカルタはどこまで乗っても Rp. 3.500(30円ほど)で移動できるので、超お得です!
そして、ジャカルタ市内を広くカバーしているので、安くいろいろな場所に行けるのがいいですね。
→バスの路線図はコチラ
トランスジャカルタを上手に利用すると、交通費を節約できます
このように、トランスジャカルタはインドネシア人にとって日常的な交通手段です。
安全面に注意は必要ですが、安く移動したいという方にはオススメですよ!
ぜひトランスジャカルタを上手に利用して、ジャカルタ観光を楽しんでくださいね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!