こんにちは、Tatsu04a(@tatsu04a)です。
2020年4月から、インドネシア現地採用として働いています。
時間が経つのは早いもので、インドネシアに来て9ヶ月目になりました。
これまでインドネシア現地採用に関する記事を書いてきましたが、リアルの暮らしっぷりをより詳細にお伝えしたいなと思いました。
良い面も悪い面も、僕が感じたことを正直に書いていきます。インドネシア生活を考えている方や現地採用の生活に興味がある方の参考になれば幸いです。
本記事の執筆者の紹介
まずはこの記事を書いている僕の紹介をさせてください。
✔︎ 地方国立理系大学院修了 → 大手企業に入社するも1年で退職
✔︎ 2020年4月、インドネシアへ移住
✔︎ 語学力なし・貯金なし・専門知識なし
東南アジアはインドネシア移住前に5回、そのうちインドネシアには旅行で1回来たことがあって、なんとなく雰囲気が好きでした。
インドネシア人は優しい人が多いと感じたので、ここならやっていける!と思いました。
海外在住者は確固たる意思を持って、目標に向かってひたむきに頑張る人も多いです。
インドネシア現地採用も同様で、強い意志を持って頑張っている人が多くいますよ。
僕はまだインドネシア初心者ということもあり、目の前の仕事や生活に全力を尽くすことに集中しています。
給与と福利厚生
給与は手取り20juta(16万円)です。ボーナス(THR)は1ヶ月支給。
家賃・水道光熱費・交通費は会社支給のため、もらった給料はそのまま生活費に当てられています。
家賃補助は年間93juta(74.4万円)支給されていて、現在は会社支給のアパートに住んでいます。
インドネシア現地採用で、僕のスペック(25歳・未経験業種・語学力なし)で「家賃・水道光熱費・交通費」はかなり恵まれている方だと思います。これから現地採用を考えている方は、自分の待遇をしっかりと確認することが大切です。詳細な待遇は求人票を要チェックしましょう。
ちなみに、現地採用の求人を見てみると、20代だと手取り20juta(16万円)スタートが多いです。
大手企業だと手取り25juta(20万円)だったり、人より優れたスキル・経験があると30juta(24万円)だったりと、多少のばらつきはありますね。
ただし、未経験業種で語学力もない場合、多くを望むのは難しいです。求人サイトを通して書類選考を進めていくのですが、まあまあ落ちます。僕は12社出して6社書類選考で落ちました。
現地採用のリアルな生活って?
手取り20juta(16万円)だと、一人で生活するのは十分です。
僕の場合は、国民年金(任意継続)17,000円/月、奨学金13,000円/月を支払っています。
16万円のうち3万円が毎月なくなるので、ここは大きな出費になってますね。
というのも、ちょうど先月、1ヶ月5juta(4万円)生活に挑戦したのですが、失敗しました。
→ 【インドネシア生活費】1ヶ月5juta生活は可能?現地採用の節約術
やはり日本人は日本食が恋しくなりますし、マッサージにだって行きたいし、たまには遠出もしたいでしょう。
そこらへんを全て断ち切れば可能だと思いますが、ストレスを溜めてまでやるのはしんどいです。無駄遣いはダメですが、我慢しすぎもダメという当たり前のことに気づけたので、挑戦してよかったなと思います。
生活費の中で大きな割合を占める食費。日本食レストランにいくと、最低一食600円はかかります。定食だと1,000円超えることもしばしば。
日本と同じものを食べられるけど、値段は日本と変わらない。なので、現地採用の食事は「ベースはインドネシア料理(数百円)+週に1-2回は日本食」といった感じでしょうか。
食にお金をかける人もいるでしょうが、少しずつ貯金もしていきたいですよね。
聞いている分にはできそうな気がするんですが、実際に生活してみると、食事面で辛いなと思うことがありますね。
辛いものが多くてお腹を壊しがちですし、食べ続けると飽きてきます。食事はエネルギーの源なので、合わない場合は悲惨です。
貯金ってできるの?
まずはコチラのツイートをご覧ください。
25歳から半年間、インドネシア現地採用として働く僕のお財布事情
・収入:16万円
・貯金:50万円意識して節約はしてないですが、収入の割には貯金できたと思います。
この半年間で一番の大きな出費は、歯列矯正15万6千円でした。会社からの家賃・水道光熱費・交通費支給のおかげです☺️
— Tatsu04a@インドネシア現地採用 (@tatsu04a_blog) October 11, 2020
僕はインドネシアに来てから半年で、50万円貯金できました。
コロナ禍でどこにも行けなかったことが大きく、2ヶ月ほどはショッピングモールや飲食店なども閉まっていたので、物理的にお金を使う機会がありませんでした。
貯金ができるかどうかは、やはり食費と娯楽費をいかに削るかが鍵になります。慣れない海外生活だとストレスが溜まるので、ついつい散財してしまうんですよね。自分なりのお金を使わないストレス解消法を見つけておかないと、貯金が本当にできないです。
散財してしまう生活が身につくと、質素な暮らしに戻れないんですよね。
最近は軌道修正をするべく、全て現金払いで生活しています。現金が手元からなくなっていくペースで、使いすぎてるか判断できるのでオススメです。
休日って何してるの?
娯楽費に多くのお金を費やせないので、現地採用の休日の過ごし方はこんな感じでしょうか。
・マッサージ
・家でゴロゴロ
・ショッピングモール巡り
ちなみに、ゴルフはかなり高額なので、現地採用にはちょっと厳しいです。
僕はマッサージに行って、ショッピングモールを巡る以外は、ほぼ家にいます。
意外と「土日は家でゴロゴロしてたら終わった」という人も多いです。僕は日本にいる時も家でゴロゴロしてたので、過ごし方はそこまで変わらずって感じです。
ただし、日本人との交流を盛んにやっていきたい方は、日本人の○○会(スポーツクラブ・ゴルフ会・同じ地域の交流会など)がたくさんありますので、そちらに参加してみるのもアリです。
僕は参加したことがありませんが、じゃかるた新聞(インドネシアの政治や経済などが日本語で読める新聞)に連絡先が書いてありますので、そこから参加してみるのもいいかもです。
裏を返せば、一人が好きな方にとっては最高の環境かもしれませんね。周りの目を気にせず、自由気ままに行動できるので...
平日の過ごし方は日本と同じ
平日の過ごし方は、日本とほぼ同じです。
唯一変わったのは、飲み会が激減したことですね。僕の勤める会社は、日本人が上司と僕の2人だけです。
ほぼ毎食、いっしょに夕食を食べてから帰りますが、食べ終わったらすぐに帰ってます。お酒を飲んでダラダラ時間を過ごすことはないですね。
前職(日本)では週に2回は飲み会があるし、一次会では確実に終わらないしで、時間とお金がなくなるばかりでした。今は自分の時間がある程度確保できています。
仕事については、日本と同じです。
仕事の進め方は日本と変わらないですし、時には残業や時に休日出勤もあるでしょう。
そこそこに忙しく過ごす生活だと、思っていただいて間違いないと思います。
インドネシア生活は、そこそこに楽しいです
ここまでお読みいただいた方は、インドネシア現地採用について、どのように感じたでしょうか?
もしかしたら、日本とあんまり過ごし方変わらないし、面白くなさそうと思ったかもしれませんね。
しかし、インドネシア生活自体はそこそこに楽しいと思います。一歩部屋から出れば外国なので、日本とは違った刺激が感じられますよ。
インドネシア人は笑顔で明るい人が多いですし、どことなく温かい雰囲気に包まれています。
渋滞やアパートの水漏れなど、日常生活でトラブルに見舞われることも多いのですが、それでも僕はインドネシアの雰囲気が好きですね。
本記事では、インドネシア歴9ヶ月目の若輩者である僕が、インドネシア現地採用のリアルな暮らしを紹介しました。
インドネシア現地採用に対するリアルな想いを、これからも発信し続けます。興味のある方は、ぜひこれからもブログを読んでいただければ嬉しいです。
さいごに:インドネシア就職を検討中の方へ
インドネシアでの就職を考えている方へ、オススメの転職サイトを紹介させてください。
僕は日本の会社で働きながら、下記の転職サイトに登録して、エージェントの方と面談を進めていきました。
2020年1月当時、僕は3週間ほどで内定をいただくことができました。
エージェントの方に、履歴書の添削やオススメ求人情報の紹介、面接の練習など、様々なサポートを無料でしていただいた結果ですね。
現地採用におすすめの転職サイト
僕の当時のスペックは、「日本での社会人経験1年未満・語学力ゼロ・専門知識なし」という絶望的な状況でした。
そんな僕が内定をいただけるまでの流れとポイントを、下記の記事で紹介しておりますので、こちらも合わせてご覧ください!
僕のブログでは「現地採用の働き方やお金事情」「インドネシアの旅行情報」なども豊富に書いています。
気になる方は、記事上部にある「現地採用」「インドネシア」のタブをクリックしてみてください。
それでは、本記事はここまでにします。ありがとうございました。