インドネシア

【外国人=お金持ち】という認識|インドネシアの生活で心が痛むこと

2021年8月15日

 

こんにちは、Tatsu04a(@tatsu04a)です。

2020年4月からインドネシアで生活を始めて、1年以上が経過しました。

 

インドネシアでの生活ってどんな感じ?
クチン
Tatsu04a
日常生活で困ることはほぼなく、基本的には快適な日々を過ごせています。

 

日本食レストランもあるし、日系スーパーもあるし、日用品はスーパーに行けば色々揃ってるし、ネットショッピングも発展しています。

そこそこのお金があれば何不自由ない生活だと思います。

 

しかしながら、インドネシアで "外国人として" 生活するにあたって、色々と思うところが出てきたので、記事にしようと思います。

 

「外国人=お金持ち」という考え方

 

 

インドネシアで生活していると、チップが必要な場面に遭遇します。

代表的な場面でいうと、下記のとおりです。

 

チップを渡す場面

・ゴルフ

・マッサージ

・タクシー / バイクタクシー

・フードデリバリーサービス

 

チップを支払うのは問題なく、僕自身も当たり前という認識です。

しかしながら、たまに高圧的にチップを要求してくる人がいます。

 

実体験として例を上げると、バイクタクシーに乗ったときです。

 

そのバイクタクシーは、「Minta Tip Rp. 5.000!!」と、わざわざ金額を指定して大きな声でチップを要求してきました。

僕はアプリでチップを支払っているので現金では渡さないのですが、バイクタクシーを降りた後、なんとその場でチップを払えと言ってきたのです。

僕は「アプリで後で払うよ」と言い、半ば強引にその場を離れたのですが、ずっと大きな声で何やら叫んでました。

 

「チップは受けたサービスに対する対価として支払うもの」という認識なので、チップを払え!と言うのは違うかなと思います。

 

なぜこのようなことが起きたのか、おそらくですが、「外国人=お金持ち」という認識がインドネシアで浸透しているからです。

そして、お金持ちが貧しい人に手を差し伸べるのは当然だと考える人が一定数いて、強引にチップを要求することに繋がったのだと推測しています。

 

Tatsu04a
お金を持っている人が貧しい人を助けるのは大事なことですが、助けてもらうことを当たり前の権利として主張するのは違う気がするのは僕だけでしょうか...

 

嫌な気分になりますが、インドネシアで暮らす外国人である以上、受け入れるしかないのでしょうか。

 

外国人からお金を騙し取る人たち

 

 

タクシーや屋台などで、値段をふっかけてくることが多々あります。

インドネシアに限らず、主に発展途上国では当たり前の光景ですよね。

 

でも、インドネシアに一年以上暮らしてると、なんとなく相場がわかってきます。

なので、外国人からお金を騙し取ろうとしている場面がわかってしまいます。

 

Tatsu04a
日本にいる外国人からお金を騙し取ろうと考える日本人って、おそらくほぼいないですよね?自分の行いで日本のことを嫌いになって欲しくないですし、何より良心が痛みます。

 

裕福とされる国と同列に語るのは間違ってるかもしれませんが、僕はすごく悲しいことだと思います。

ちなみに僕自身、このような場面に何度か遭遇しているのですが、2つだけ体験談をお話します。

 

お金を騙し取ろうとする場面に遭遇した体験談

☑ 流しのバイクタクシーに乗ったとき、目的地を伝えた上で値段を確認すると Rp. 20.000 だったが、目的地到着後は Rp. 50.000 (当初の2.5倍)を請求された。

☑ 屋台で料金表に Rp. 7.000 と書いてある商品を手に取り、Rp. 10.000 を渡してお釣りを求めたら、料金表は変更になったからお釣りはないと言われた。(僕の目の前で買い物してたインドネシア人は料金表通りの金額を支払っていた)

 

金額にすると数十円とか、せいぜい数百円レベルの話です。

それでも、チップとして払ったのと、騙し取られたのでは感じ方が全く違います。

 

「外国人=お金持ち」なんだから、お金を騙し取っても良いと考える人がいるのは事実です。一部ですけどね。

 

まとめ

 

この記事のまとめ

☑ インドネシアでは「外国人=お金持ち」と認識されている

☑ お金持ちの外国人から、強引なチップの要求やお金を騙し取ることを当然と考える人が一部いる

 

インドネシアの生活に馴染もうとすればするほど、自分は外国人だから本当の意味で馴染むことは難しいのかなと思いました。

しかし、僕はせっかくインドネシアに来たのだから、インドネシア人と交流を深めたいし、インドネシアのことをもっと知りたいし、ローカルなエリアにも積極的に行きたいと考えています。

 

この記事を書いた理由は、インドネシアに馴染もうとすればするほど、このような悲しい場面に遭遇する回数が増えたからです。

大半は良い人ですが、一部の人の行為で心が挫けそうになります。

 

僕のインドネシア適応能力がまだまだ低いことも原因だと思います。

外国人としてのインドネシアでの生き方について、悩みながらも馴染む努力は怠らないようにしていきたいですね。

インドネシアの良いところをどんどん知っていきたいです。

 

それでは、本記事はここまでにします。ありがとうございました。

 

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