Googleマップの「マイマップ」を使ってルート作成しよう【マイプレイス・使い方】

Googleマップの「マイマップ」という機能を知っていますか？

Googleマップを使う人は多いと思いますが、「マイマップ」を利用する人は少ないと思います。

実際にどういう場面で使うかというと、現地調査など詳細なルートを決めて移動するときに大変便利です。

例えば、以下のマップを見てください。これはタイ東北部で現地調査したときに利用した「マイマップ」です。

このように、すごく見やすい地図を作成することができます。

Google マップでは、2点間の地域のルート案内はできますが、複数間のルート案内はできませんよね？

「マイマップ」も複数間のルート案内はできませんが、地図上にルートをあらかじめ表示しておけますので、この青い線に沿って移動すればいいので、目印になると思います。

今回は便利な「マイマップ」について、メリット・デメリットや使い方を紹介していきます。

「マイマップ」のメリット

「マイマップ」のメリットは、作成したルートの距離と時間を自動で計算してくれることです。

実際にルートを作成して、それが時間を考えて現実的に可能かどうか、判断する目安になります。

「マイマップ」のデメリット

「マイマップ」のデメリットは、細い道路は道路と認識されないことです。

上画像の C を見てください。この畦道上にルートを作成しようとしたのですが、ルートを示す青い線は C のところに来ていません。これは、「ここはルート上として設定できない」ことを意味しています。

普段そんな細いところに入り込まないと思いますが、現地調査などでルートを作成したいときは少し不便に感じます。

「マイマップ」の使い方

「マイマップ」の使い方はとても簡単です！

画像でわかりやすく説明していきます。

手順１　左上の赤枠をクリック

手順２　「マイプレイス」をクリック

手順３　「マイマップ」をクリック　→　「地図を作成」をクリック

手順４　「無題の地図」をクリック

手順５　地図のタイトル（と説明）を入力

手順６A　検索ボックスに行先を入力

手順６B　「マーカーを追加」で地図上の任意の箇所をクリック　→　名前を入力し、「保存」をクリック

※上の赤枠には名前、下の赤枠には説明をつける。下の赤枠は空欄のままでもよい。

手順７　「地図に追加」をクリック

※手順6Bで取得したポイントは「保存」をクリックすると、地図に追加される。

手順８　（ポイント取得後）「ルートを追加」をクリック

手順９　左下の赤枠のAを枠内でクリックし、地図上の取得したポイントをクリック　→　Bも同様

手順１０　AとBの2点間がルートで結ばれる　→　「目的地を追加」をクリックし、残りの取得したポイントを追加

手順１１　ルートの完成

手順１２　左下の赤枠をクリックし、「詳細なルート」をクリック

手順１3　ルートと所要時間の確認

作成した「マイマップ」をスマホで見てみよう

外出先で「マイマップ」を見る手段として、スマートフォンを利用することが多いですね。

スマホ側で「マイマップ」を見る手順を書いていきます。

手順１　左上の赤枠をクリック

手順２　「マイプレイス」をクリック

手順３　「マップ」をクリック　→　先ほど作成した「九州の観光地」をクリック

手順４　現在地と作成したルートが表示される　→　「地図の凡例を表示」をクリック

手順５　凡例の確認（Aは太宰府天満宮、Bは大観峰など）

「マイマップ」を用いて目的地まで行く方法

「マイマップ」の特徴として、２つあります。

★運転しながらだと危ないので、運転手以外の方が運転手に道案内してあげてください。

補足事項

あらかじめ想定される質問やトラブルを、ここに書き出していきます。

交通手段の変更

交通手段はデフォルトだと「車」になっていますが、「自転車」「徒歩」も選べます！

左下の赤枠をクリックすると、交通手段を選択する画面に切り替わります。

目的地を削除したい

いつのまにか「ポイント6」が追加されていた。だけど、ポイント6がどこにあるかわからない！

①　左の赤枠の「ポイント6」をクリック

②　「ポイント6」が画面上に映る

③　右下の赤枠のごみ箱マークをクリック

目的地を１０点以上追加し、ルートを作成したい

「マイマップ」では、1つのレイヤに目的地をいくつも入れることができますが、ルートは10点しか追加できません。

そのため、「レイヤを追加」する必要があります。

①　ルートは10点（A：太宰府天満宮からJ：宮崎空港）しか作成できない。

②　「レイヤを追加」をクリックする。

③　左下の赤枠は新たに追加したレイヤで、ここのAには前のレイヤの10点目「J：宮崎空港」と同じ点をクリックする。そうすることによって、レイヤ間は途切れず、1つに繋がったルートになる。