世の中には、2種類の人間がいます。
「耐えられる人」と「耐えられない人」です。
「耐えられる人」はいわゆる普通の人、多数派です。
学校や会社などで嫌なことがあっても、すぐに気持ちが切り替えられるし、前向きな気持ちで物事に取り組めることでしょう。
時には友達とグチでも言い合って、ストレス発散して、明日から頑張ろうと行動できます。
「耐えられない人」は、おそらく少数派。僕はここに属します。
嫌なことがあるとすぐにネガティブな気持ちになるし、まるで人格を否定されたかのように物事をとらえます。
一度ネガティブになるとすべてが嫌になってきて、負のスパイラルに突入して、その環境をリセットしようと行動します。
この両者はお互いのことを不思議に思うことでしょう。
「耐えられない人」からしたら「耐えられる人」がなぜ耐えられるのか
「耐えられる人」からしたら「耐えられない人」がなぜ耐えられないのか
当たり前ですが、社会で必要とされているのは「耐えられる人」です。
たとえば会社内で「耐えられない人」がある日突然、会社に来なくなった...なんてことになると、迷惑極まりないですよね。
本記事では、「耐えられない人」である僕が「耐えられる人はなぜ耐えられるのか」を考え「耐えられない人は世の中でどう生きていくべきか」考えてみようと思います。
「耐えられない人」の特徴
僕はこれまで、様々なことから逃げ出してきました。
・高校時代、部活を2回やめた
・大学時代、アルバイト2つを数週間でやめた
・新卒入社した会社を1年でやめた
昔から自分は「耐えられない人」だと、なんとなく認識していました。
「耐えられない人」はこれまでの人生の中で、自分が「耐えられない人」だと認識する場面に、幾度となく遭遇してきてるはずです。
その度に自信をなくし、自分は何をやっても長続きしないし、嫌なことがあるとすぐに逃げちゃうんだよな・・・とネガティブになっていると思います。
それじゃあ、僕も含めて「耐えられない人」はダメなのか。
僕自身が完璧にできていませんが、考え方を変えれば大きく改善できると感じました。
「耐えられる人」の考え方に近づけよう
たとえば、会社で上司にこのように注意されたら、どう感じますか?
「何度言えばわかるんだ!ここはこうやってやると前にも言っただろ!」
これに対する、「耐えられる人」と「耐えられない人」の思考は、次のようになります。
・耐えられる人:同じミスを繰り返してしまった。なぜミスをしたのか考え、次からはミスをしないように気をつけよう。
・耐えられない人:またミスしちゃった...なんで自分はこんなにダメ人間なんだろう...自分は価値がない人間だし、どこにいってもやっていけないな...
ミスをしたことに対する考え方が、全然違うんですよね。
僕も含めて「耐えられない人」は、人格否定されているとまで感じることも多いはず。
でも、実際は「仕事でのミスに対する指摘」であって「人格否定」ではないですよね。
※仮に人格否定されているなら、なんらかの対処が必要ですが。
それができれば苦労しないと言われれば、本当にそのとおり。
僕だって、それができているなら、これまで「耐えられない人」を続けてません。
「耐えられない人」は過度に考えすぎてしまう人です。少し考え方を変えて、楽になりませんか?
「よく見られよう」と思わない
「耐えられない人」は、周りからよく見られようとしていませんか?
誰にでもよく見られたいと思う気持ちはありますが、その気持ちが強すぎると「耐えられない人」になってしまいます。
たとえば、会社で何かミスをします。上司から叱られます。叱られたことで上司や周りから「あいつは何をやってもダメだな」と思われるのを恐れていますよね。
なので、そこまで周りの目線とか評価とか、気にしないほうがいいですよ。
真面目すぎる性格ゆえに、心に重荷を背負って、疲弊してしまう気持ちはよくわかります。
大丈夫です。思ったほど、人はあなたを見ていません。僕たちが周りの人をそこまで気にしてないのと同じですね。
逃げるリスク
「耐えられない人」がすべてから逃げ出すとき、心身ともにすり減っている状態だと思います。
ですが、何回も逃げてきた僕から1つだけ注意点を言いますと、それは・・・
逃げ出す回数が増えるほど、人生はハードモードになっていきます。
これは先ほども説明したとおりです。すぐに逃げ出す人はリスクがあると見なされ、敬遠されます。
もちろん、精神的に病気になるくらいなら、逃げ出したほうがいいと思います。
ただし、逃げ出すときの理由を「今の環境のせいだ!」と決めつける考えは危険です。そういうケースもありますが、逃げ出した先が幸せである保障はありません。
逃げるという選択肢にはリスクが伴うことも、頭の片隅に置いておいてください。
まとめ
本記事では、自分自身の考えを整理する意味も含めて、「耐えられる人」「耐えられない人」について書きました。
本記事にたどり着いた方は、おそらく「耐えられない」ことに悩んでいるはず。なので、僕自身の経験を踏まえて、悩みに対する考え方を紹介しました。
「耐えられない」ことに対する対処法を模索しているあなたなら、きっと改善できるはずです。そのための努力をまさに今してますので。
それでは、本記事はここまでにします。ありがとうございました。