あなたは上司が嫌いですか?
嫌いとまでは言わないけど、正直苦手...という方は多いと思います。
僕はメンタルが弱いので、ちょっときつい言い方をされるとすぐにへこみます。
今回は嫌いな上司との付き合い方と、メンタルを保つ方法を紹介します。
なぜ上司が嫌いになるのか
上司は今の会社で数十年経験を積んだベテランです。
僕は技術系の仕事なので、上司はその分野における高い技術や経験を持っています。
職種は違うにしても、それぞれの分野で一生懸命働いてきた経験は本当に尊敬できます。
仕事の面において尊敬できる点も多いし、学ぶべき点も多いです。
しかし、上司が嫌いになったり、苦手意識を持ったりする人は多いですよね。
尊敬すべき相手である上司のことを、なぜそのように思ってしまうのでしょうか?
僕は大きく2つあると思っています。
上司のことを嫌いになる理由
- 言い方に棘がある
- 会社に対する考え方が大きく異なる
この2つをもう少し詳しく見ていきます。
言い方に棘がある
上司は私たち若手社員の行動をしっかりと管理する必要があります。
間違っていたら、当然正しい方向へ導かなければなりません。
そのときの言い方が嫌だなと感じることが多々あります。
一言余計な事を言ってきます。
☑ これ簡単なことなんだけど、わからない?
☑ そこ見ればわかるじゃん。ちゃんと見とけよ。
☑ その質問することに意味あると思う?
いちいち棘のある言い方をしなくても、業務は進みますよね。
なぜ相手が傷つく言い方をしてくるのか、不思議でなりません。
会社に対する考え方が大きく異なる
今の時代、若手は3年以内で30%は離職します。
同じ会社でずっと働き続ける人は少ないんですね。
しかし、今の上司は会社で数十年働き続けています。
しかも昔の労働時間は今より長かったはずです。
そのような環境で育った上司と、すぐに辞めていく若手との間には、大きな隔たりがあります。
上司からすれば「若手は根性がない」ように見えるだろうし、
若手からすれば「上司は仕事ばかりで社畜の鑑である」ように見えます。
僕もそうですが、会社に忠誠を誓って、会社の利益を一番に考えて仕事をするという意識を持って
いる若手は少ないと思います。
そのため、過度に残業してまで働こうとは思っていません。
しかし、上司はめちゃくちゃ働きまくってきた世代なので、すぐに帰ろうとする若手を見て思うところ
があるのでしょう。
「もう帰るの?」と言われることもあります。
働き方改革という言葉を知っているはずですが、これじゃしばらく浸透しそうにないですね。
上司とうまくやっていくには
上司が嫌いという事実はあるにしても、仕事は上司に教わりながら進めていかなければなりません。
すごく憂鬱なのは理解できますが・・・
僕が思うに「人を変える」ことは難しいことだと思います。
これは上司に限った話ではないですが、育った環境が大きく異なる相手に
「棘のある言い方を辞めて欲しい」と伝えても、相手からは理解されないと思います。
なぜなら、それが「当たり前」だと思って生きてきたからです。
上司とうまくやっていくコツは、若手の気持ちの持ちようだと思います。
何か言われても、必要な部分だけメモし、余計な一言は聞き流しましょう。
もし本当に上司とやっていくのがしんどいと思ったら、一回社内で相談できる人に相談したほうがいいですね。
それでも解決できる見込みがなく、精神的に限界だと感じたら、部署移動の希望を出したり転職したりすることを視野に入れてもいいと思います。
※ちなみに僕は「余計な一言」を聞き流すことが苦手なので、非常に苦しむ日が多いです。
昭和世代と平成世代
世代間で大きく分けると昭和世代と平成世代の2つに分類できます。
僕たち若手の上司にあたる人は昭和世代ですね。
全員というわけではないですが、やはり平成世代よりも昭和世代の方が性格がきつい気がします。
会社に入って色々な人と一緒に仕事をする機会がありましたが、世代間でざっくりと性格的な部分は大きく異なるな~と実感しました。
もちろん上司は責任のある立場なので、組織を統率するためにきつい言い方になるときもあるでしょう。
それを考慮しても、業務時間外の飲み会の場面などを通しても性格的にきついなと感じます。
自分がされて嫌なことは、他人に絶対しない
小学生のときによく言われてきましたね。
僕は今後上司になったら、余計な一言を言わないように心がけようと思います。
自分が嫌だったことは、他人も嫌だと感じるはずです。
余計な一言を言っても、仕事が早く進むわけではありませんよね。
若手の心を傷つけるだけです。
傷ついて辞められる方が大きな損失です。
みんながやりがいを持って働ける社会になれば、もっと毎日が楽しくなりそうですね。