こんにちは、Tatsu04a(@tatsu04a)です。
僕は新卒入社したブラック企業を1年で退職 → インドネシア転職をしました。
本記事をご覧になっている方は、このような悩みを抱えていると思います。
毎日終電帰りでもう限界だ・・・
サービス残業や休日出勤は当たり前
新卒で入社したばっかりだけど、もう辞めたいな
ブラック企業を脱出したいけど、辞めるべきかどうか悩みますよね。
そこで今回は、ブラック企業を脱出した僕がブラック企業スコアを作成しました。
ブラック企業スコア
- ★★★★★ 求人情報と実態が異なる
- ★★★★★ サービス残業と休日出勤が常態化している
- ★★★★☆ 残業代の申請時に圧力がかかる
- ★★★★☆ 常にうつ病を抱えている社員が複数人いる
- ★★★☆☆ 企業の規模に対して退職者が急増している
- ★★☆☆☆ 転職者が多い
- ★★☆☆☆ 若手の顔が死んでいる
※合計25点で、★を1点としてカウントする。
・退職検討ライン:21-25点
・要注意ライン:5-20点
・まだ大丈夫ライン:0-4点
いわゆるブラック企業の特徴を挙げていますが、項目ごとに分けて重みづけを行いました。
心療内科に通いつつ、胃腸炎や自律神経の不調に悩まされながら働いた経験をもとに、解説していきますね。
★★★★★ 求人情報と実態が異なる
これは間違いなくブラック企業を象徴する大きな特徴の1つです。
入社する前に見てた求人情報と実態はかけ離れている人も多いはず・・・
✔︎ 完全週休二日制 → 土日両方ともないこともある
✔︎ 残業は月平均30時間 → 平常時60時間、繁忙期150時間
✔︎ 残業代全額支給 → 働き方改革で規定された時間を超えないよう、圧力がかかる
✔︎ 有給消化率60% → 有給を取得して会社に来る謎ムーブ
✔︎ 毎週○曜日はNO残業デー → 誰も帰らず、虚しく響く17時のチャイム
右側はブラック企業時代の僕の働き方です。
完全に異常ですよね。ちなみに繁忙期の2月は4日、3月は1日しか休日がありませんでした。
毎日24時前後に会社を出て、9時までに出社する生活が続くと、身も心もおかしくなっていきます。

★★★★★ サービス残業と休日出勤が常態化している
ブラック企業の危険な特徴の1つです。
サービス残業や休日出勤を強要しないまでも、やらざるを得ないような雰囲気に追い込まれている人は多いと思います。

これの厄介なところは、定時で帰る人が白い目で見られるんですよね。
どうしても今日は帰らないといけない用事がある場合は、あらかじめ根回ししておく必要があります。例えば昼食時に、「今日宅配が19時に届くんですよね」と伝えておきます。


★★★★☆ 残業代の申請時に圧力がかかる
毎日夜遅くまで働き、おまけに土日まで頑張って働いていると、それに見合うだけの給料が欲しいところですね。
しかし、ブラック企業の場合は残業代が出ない or 空気を読んで申請することになります。

毎日24時前後まで働いて、おまけに土日も出勤していたら、あっという間に80時間なんて超えてしまいます。
だから、みんな我慢して少なく申請していましたね。
★★★★☆ 常にうつ病を抱えている社員が複数人いる
うつ病になる要因は様々で、会社が原因とは限りません。
それでも1日の大半を会社で過ごしているので、会社がうつ病の大きな要因であることには間違いないでしょう。
もしあなたの会社にうつ病の人が複数人いたら、ブラック企業である可能性が否定できません。

会社で精神的にやられてしまう人はいるでしょうが、複数人いるとなるとその会社に問題があることも考えられます。
僕は休職こそしなかったですが、ある朝突然身体が動かなくなり、会社に行けなくなりました。
そのまま心療内科に駆け込み、お医者さんから「うつ病の診断書出せるけどどうする?」と聞かれ、とりあえず通院しながら様子を見ることにしました。
↓ 当時の心の叫びがツイートに残ってました。
もう限界だ...
体調不良と上司に伝えた
精神科の先生に診てもらうことにする
どうしても体が動かなくて、精神的にもしんどくて、玄関から一歩踏み出して会社に行くことができなかった
今まではなんとか会社に行けてたんだけどね...一度休むと後からもっと大変なのわかってるのに
全てから逃げ出したい— Tatsu04a@インドネシア (@tatsu04a) November 24, 2019
これを見てるみなさんは、こんなになるまで働かないでくださいね。
結局退職を決意するまで、僕はこの状態から脱却することができませんでした。
★★★☆☆ 企業の規模に対して退職者が急増している
近年、退職者が急増しているパターンも要注意です。
会社に対する何らかの不満を抱えながら働いていた社員が、一斉に辞めていく状況です。
一度退職ラッシュが始まると、なぜか続くんですよね。

正直なところ、僕も「近年これだけ退職者が続いてるんだから、会社も何かしら対策を打つだろう」と考えていたのですが、何も変わりませんでした。
たまに本社の人事のお偉いさんが色々な社内データを持ってきて、「こんな取り組み、始めました」とか「長時間労働を○○%削減に成功しました」とか説明に来てましたね。
ぶっちゃけ、その労働時間のデータ、無言の圧力でみんな正直に申請してないから!と心の中で叫んでました。みんな同じこと思ってたと思いますし、人事のお偉いさんも気づいていたでしょう。

★★☆☆☆ 転職者が多い
僕がいた会社では、退職者が多いのに従業員数は常に一律に保たれていました。
なぜかというと、転職者を大量に採用していたからです。
単純に減った分は補充しないといけませんよね。だから、募集かけまくるんです。

そしてこの状況、あまり良くありません。
なぜなら、転職者は辞めにくい状況(転職を繰り返すのは良しとされていない風潮)にいるので、多少のブラックな環境は我慢してしまいます。
そのような人材で組織が構成されてしまうと、会社は無茶振りしても文句言わずやってくれる都合の良い組織だと勘違いしてしまいます。そのような状況で労働環境の改善を訴えても、効果は期待できないでしょう。
★★☆☆☆ 若手の顔が死んでいる
最初は目を輝かせて、元気はつらつな新入社員の顔も、だんだんやつれていってませんか?
毎日覇気がなく、顔が死んでいる場合はブラック企業かもです。毎日働くロボットと化してるなら、完全に感情を失ってますね。

無理やり笑顔になろうとしても、ブラックな環境で疲弊しまくりだと難しいですよね。
心身ともに健康に働ける会社だと、社員の顔は生き生きしてるはずです。
まとめ
ブラック企業スコアを参考に、点数を出してみた結果はいかがでしたか?
点数が高いとブラック企業の可能性は高いですが、一番大事なことは本人が満足して働いているかだと思います。
周りから見たらブラック企業でも、本人が生き生きと働けているなら、周りがとやかく言う話ではないですからね。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!